The Bull-Horn ChairHans J. Wegner
このイスは「ほれぼれする」という言葉がぴったり。ウェグナーの作品の仲でも最も好きなイスの一つです。手に入って初めて見た瞬間、満面いや至福の笑顔だったであろうと思われます。名前も素敵です。
ミニベアチェアHans J. Wegner
ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーのミニベアチェア。大柄な「ベアチェア」の子供みたいなもの、とはいえ座り心地は良く、個人的に快適さでは一番。肘掛けのくぼみがいい感じです。
スリーレッグドシェルチェア1963 Hans J. Wegner
プライウッドを使い、曲線が美しい個性的なデザイン。色はシャンパンレッドといい、落ち着いた赤で、とても気に入っています。
The ChairHans J. Wegner
背もたれから肘掛けにつなぐ「フィンガージョイント」工法が特徴。USAで大統領のTVディベートでケネディが座ったイスとして有名。
スパニッシュチェアBørge Mogensen
自動車が普及し馬具職人の多くが仕事を失った。モーエンセンはその状況を解決するため、一枚革でベルトをつけ、のびても大丈夫なイスを職人たちに作らせた。個人的にもかなり好きです。デザインの完成度はピカ一。
食堂イスBruno Mathsson
ブルーノ・マットソン作。シンプルながらも、前後脚のカーブや、座面のアールが何とも言えないバランスの良さを出しています。軽く、さわやかな印象を持つイスですね。
J-16Hans J. Wegner
ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーの作品。脚の接合部分が特徴で、シンプルかつバランスの良い、飽きのこないイスです。暖炉の横で、ミニテーブルにロックグラスを片手に…カッコいい。
PK-22Poul Kjærholm
ポール・ケアホルムによる「みずすまし」のような繊細さのあるデザイン。見た目よりもしっかりしていて、北欧イスでもそうであるように、座り心地良好。
Arm Chair No.209Finn Juhl
デンマークのデザイナー「フィン・ユール」の作品。外交官のために、デスク・収納棚とともにデザインされたもの。在日デンマーク大使館でも長く使われた。
Heron1966 菅沢光政
ロッキングの揺れが大きく、分割されたクッションと相まって、眠ってしまいそう…。日本人デザイナーも素敵なイスづくりでは負けていませんね。